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イベント | Event 「テリトーリオとフードスケープ 陣内秀信×正田智樹」

イベント | Event 「テリトーリオとフードスケープ 陣内秀信×正田智樹」
ワイン、レモン、醤油、日本酒など、イタリアと日本の食の生産地の建築と風景の図解集『フードスケープ』(正田智樹 著)が2023年10月に刊行されました。著書ではイタリアのスローフード運動が保護する伝統食の生産を自然と建築の関係から読み解きます。

イタリアでは、1980年代からスローフード運動や地域の自然や農業を体験する農泊アグリツーリズモが盛んになり農業地域の活力が再生され、地域ごとの食文化や伝統的な食品生産が守られてきました。それは、イタリアの都市計画において都市と田園の風景を一体的に計画するテリトーリオへと移行した時期に重なります。そうした自然との関係の中で都市・建築を再考する動きと、食文化を守る動向が重なったことはイタリアの田園風景の維持・更新に大きな影響を与えました。

本トークイベントでは、イタリアの都市と田園の研究を継続され、近年ではエノガストロノミア・ツーリズムやワインなどの食文化から観光とテリトーリオを再考されている陣内秀信先生をお招きします。

イタリアの食文化を起点としたテリトーリオと自然を活かす食の建築がつくるフードスケープから都市と農村の関係を考えます。

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陣内秀信(じんない・ひでのぶ)
法政大学江戸東京研究センター 特任教授
東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。博士(工学)。イタリア政府給費留学生としてヴェネツィア建築大学に留学、ユネスコのローマ・センターで研修。専門はイタリア建築史・都市史。パレルモ大学、トレント大学等の契約教授を務めた。国交省都市景観大賞審査委員長他。

正田智樹(しょうだ・ともき)
一級建築士。1990年千葉県生まれ。東京工業大学大学院建築学専攻修了。2016-17年イタリアミラノ工科大学留学。現地ではSlowFoodに登録されるイタリアの伝統的な食を建築の視点から調査。食と建築、風景へと繋がる調査を継続する。2018年~現在会社員。


【テリトーリオとフードスケープ】
日時:2月10日(土) 17:00〜19:00
   トークの後,イタリアワインと共に懇親会を予定しております(〜20:00終了予定).
場所:新建築書店|POST Architecture Books
   東京都港区南青山2-19-14
参加費:500円
参加条件:Peatixチケットの事前申し込みをお願いします

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