Luis Fernández-Galiano | Francis Kéré
¥16,720
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2022年にプリツカー賞を受賞し、社会的かつ持続可能な建築の象徴として世界的に注目を集めるフランシス・ケレ。
ブルキナファソの小さな村ガンドに生まれ、ドイツで建築を学び、ベルリンを拠点に活動するケレの建築思想と実践を紹介する一冊。
故郷ガンドのために、学生時代から取り組んだ学校建設を出発点として、ケレは地域の人々と協働しながら、限られた資源と技術を最大限に活かす建築を追求してきた。「より少ないもので、より多くをつくる」という姿勢は、単なる経済的合理性にとどまらず、地域の知恵や素材、気候、社会的背景を建築へと統合する彼の設計思想の根幹となっている。
その実践はブルキナファソにとどまらず、マリ、ケニア、モザンビーク、ウガンダ、スーダン、ニジェール、セネガル、ベナンなどアフリカ各地へと広がり、2017年のロンドン・サーペンタイン・ギャラリー・パビリオンを契機に、ヨーロッパやアメリカにも展開していった。
本書では、地域社会に根ざした初期の学校建築から国際的なプロジェクトまで、ケレの主要な作品を通して、建築が社会を支え、人々を結びつけ、環境と共生するための可能性を探る。限られた条件を制約ではなく創造の源泉として捉えるケレの建築は、現代建築における「つくること」の意味を改めて問い直している。
Avisa / 184ページ / ハードカバー / 250 x 310 mm / 9788412604450 / 2022年