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a+u 2021年9月号 特集:アーバン・サイエンスと新しいデザイン・ツール

¥2,852
Tax included.

 『a+u』9月号は、アーバン・サイエンスにおける新技術と、その応用-都市空間の美学から参加型プロセス、公衆衛生まで-を特集する。これら新技術はどのように建築家がかたちづくる都市空間とその手法を変えていくのか、本号のゲスト・エディターである吉村有司が投げかけるのはこの問いである。バルセロナでは先進的にこうした新たなツールを市政規模でとり入れてきており、本号ではそのとり組みに加え米国や日本での近年の事例を紹介する。これらの事例は「都市のフィジカルな側面だけに留まらず、それを可能にした体制づくりや官民連携プラットフォーム、プライヴァシーの問題」までを射程に入れており、いかに情報を集め、可視化し、コミュニケーション/デザイン・ツールとするか、そしてこれがいかに政府・市民間などの協力関係をつくりだし、暮らしやすい都市へとつながるかを示している。「我々の時空間内での諸活動」は明確で体系的な形式で記述され分析されることが可能となり、人々はこれら都市のデータを享受し、自ら声をあげることが可能となった。さらに本号では、イルデフォンス・セルダ、トーマス・ジェファーソン、丹下健三ら先人をとりあげ、これら最新の事例をアーバン・サイエンスの歴史的文脈に位置づける。 (編)

イントロダクション:
建築家にとって科学とはなにか?
吉村有司
ルーヴル美術館ネットワーク分析

エッセイ:イルデフォンソ・セルダ 
エリック・マンフォード

メイキング・センス、ソル広場でのパイロット・プロジェクト 

Decidim.Barcelona:参加型予算 
エッセイ:バルセロナ市役所の「神経系」 
バルセロナ市情報局(IMI)

48Hオープン・ハウス・バルセロナ2020 

メルセ 
ロックダウンの地勢 
夜のランドスケープ 
シウタ・ベリャ土地利用計画 
Air / Aria / Aire 
エッセイ:共有地、健康、住みやすさ:バルセロナ・モデルの危機 
マル・サンタマリア=バラス、パブロ・マルティネス=ディエス

スーパーブロック 

エッセイ:時計と鋤とポリグラフ 
ジェシー・ライザー

ツリーカウント! 2015~2016 

バイオボット 

シティスコープ 

エッセイ:アーバン・サイエンティストとしての丹下 
セン・クアン

標準的なバス情報フォーマット(GTFS-JP) 

プラトー 

機械の目から見た街並みの美学 

東京計画2020:ネコちゃん建築の5656原則 

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