a+u 2021年7月号 特集:世界を覗き込む家
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『a+u』7月号は世界各地から6組の建築家をとりあげ、彼らがいま「生活-場所-かたち」へと向ける考えを特集する。
本号ではゲスト・エディターに長谷川豪(東京)を迎え、さらに6aアーキテクツ(ロンドン)、ヴェクター・アーキテクツ(北京)、MOS(ニューヨーク)、アダモ+ファイデン(ブエノス・アイレス)、アックアルキテクタス(バルセロナ)を紹介する。
6組は同世代であり、家とその向こう側の世界との関係をどうみるかという点で、似通った姿勢をもって実務をおこなっている。
ジョバンナ・ボラーシによるキーノート・エッセイは、変化し続けるライフサイクルや仕事の概念、共同生活のモデルなど「現代社会の変化するニーズとそれを容れる建築」のずれへと論を広げ、ここに特集した建築家に共通する姿勢を位置づける。
そして彼らの姿勢と実践を描出して「生活のありかたについて過度に規範的にならず、生活を縁どり得る建築」を前進させるものであると述べている。
6組の建築家からのステートメントは、住宅を設計することがいま直面している大きな変化をタイムリーに映しだす。(編)
長谷川豪
「根」に意識を向ける
6aアーキテクツ
生息地
ヴェクター・アーキテクツ
生活の懸け橋としての建築
MOS
共感の建築
アダモ+ファイデン
中間的な環境
アックアルキテクタス
自然な空気
エッセイ
「生きかた」のかたちをとらえなおす
ジョヴァンナ・ボラーシ