a+u 2021年4月号 特集:メカノー
『a+u』4月号は本誌初となるメカノーのモノグラフである。
メカノーは1984年にオランダで設立された。
これまでの実績をたどっていくと、初期の集合住宅作品からすでに「人、場所、目的と道筋をつくりだし、やがて詩へ至る」という、メカノーの社会にたいする強固な指針を読みとることができる。
これについては創設者のフランシーヌ・ホウベンによるエッセイで詳述されている。ホウベンは「建築は五感すべてに訴えかけるものであるべき」という信念をもって現在も事務所を率いている。
メカノーの実績は世界中にわたり、図書館や劇場、大学キャンパスなど、多岐にわたっている。
本号では過去30年間の作品を総括し、メカノーの祖国であるオランダにおける作品と、そのほか世界中における重要な作品、二つのセクションに分けて紹介する。 (編)
エッセイ:
目的から詩へ
フランシーヌ・ホウベン、ヘルベルト・ライト
オランダ
メケルパーク--デルフト工科大学キャンパス
デルフト工科大学図書館
ネルソン・マンデラ公園
ドルドレヒト鉄道地帯
ヴィラ4.0
未来のオランダ鉄道旅
オランダ鉄道が展望する未来のインテリア・トレイン
ボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館
ヴィラ・インダストリア・サイロ
セント・ヘルラー・パヴィリオンとマナー・ファーム
オフィス・ヴィラ・マリバーン16
デルフト市庁舎および鉄道駅
アーバン・ヴィラ・ミリアド
フィフティトゥーディグリーズ
ロッテルダム海事センター
カープ・スキル、海洋・漂着物博物館
ヴィラ・ブフト
キューケンホフ
オランダ野外博物館
天使の聖マリア礼拝堂
世界
裁判所
ラ・リョジャ劇場とカンファレンス・センター
バーミンガム図書館
湖上のガラス・ヴィラ
セネシュ・マネジメントLAB
スカリ・ミラノ--サステイナブルな生活への触媒
高雄駅
高雄衛武営国家芸術文化センター
台南市立図書館
ヤンドン地区のメイン・ストリート
フイタン市民文化センター
龍崗区文化センター