Kenzo Tange | Architecture for the World
¥12,100
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丹下健三は、20世紀の日本の建築家の中でも比類なき存在であり、その才能、影響力、そして多才さにおいて右に出る者はいない。
彼が手掛けた広島平和記念公園は、戦後日本における民主主義の萌芽期に、前例のない記念碑的な公共空間を確立し、人間的かつ社会的なスケールを併せ持つ複雑なプロジェクトを巧みに成し遂げたことを示した。メタボリスト運動の主導者であった丹下は、その作品が普遍的な価値として受け入れられた最初の非西洋人建築家であり、日本の戦後世代のグローバルな志向の礎を築いた。
本書は、日本のモダニズムの文脈や文化的アイデンティティ、技術、都市化、そして芸術の統合に関する現代的な議論に基づいて丹下を再評価している。「広島平和記念公園」、「東京計画1960」、「国立代々木競技場」といった著名な作品に関する事例研究は、丹下広の幅広い関心と設計手法を明らかにした。
アーカイブの図面や当時の写真を豊富に収録した本書は、丹下作品の制作実践、言説、制作背景、さらには戦後日本の建築と都市計画について、新鮮かつ説得力のある視点を提供する。本書は、ここ数十年における英語圏での丹下に関する最も真摯かつ包括的な再評価である。
Lars Müller Publishers / 192ページ / ハードカバー / 250 x 207 mm / 9783037783108 / 2026年