Schneck Shanc | Objects in Dialog
スウェーデン・ストックホルムを拠点に活動するアメリカ人インダストリアルデザイナー、シェーン・シュネック(Shane Schneck)の作品集。2021年に刊行された同書の第二版で、装丁も新たに生まれ変わっている。
ミラノの「Studio Lissoni」でキャリアを積んだ後、2010年に独立し、現在は自身のデザイン事務所「Office for Design」を主宰するシュネック。
本書は、同事務所が過去10年間に手がけてきたプロジェクトを記録した一冊である。
「業界のスタンダードに挑戦し、シンプルでありながら革新的な製品を生み出す」という理念のもと、「HAY」「NIKE」「HUAWEI」「SONY」など、さまざまな企業とのコラボレーションから生まれたプロダクトを紹介している。
スマートフォンやキッチンツール、家具、インテリアなど、日常生活に身近なプロダクトを中心に、完成された製品だけでなく、プリミティブモデルやプロトタイプも収録。アイデアが形へと変化していく過程を通して、素材、機能、形態、そして使う人との関係を探るシュネックのデザイン哲学を浮かび上がらせる。
テキストはハーマンミラーのアーキビスト、エイミー・アーシャマン(Amy Auscherman)やデザイン評論家のジョン・ケイジオ(John Kazior)が寄稿。オマール・サルト(Omar Sarto)、デルフィーノ・レグナーニ(Delfino Legnani)、ラスマス・ノーランダー(Rasmus Norlander)による写真とともに、シュネックのデザインの背景とその思考を多角的に伝えている。なお、本書のデザインおよび出版も「Office for Design」自身が手がけている。
OFFICE FOR DESIGN / 200ページ / ソフトカバー / 200 x 280 mm / 9789152704486 / 2024年