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a+u 2020年11月号 特集:SO–IL──未完のままに

¥2,852
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本号はニューヨークを拠点とする設計事務所SO–ILのモノグラフである。SO–ILは構築環境における境界やその間のインターフェース、そして我々の身体がそのどこに位置するのかについて多くの考察を行なっている。SO–ILは、身体と同じように、たるんだり、引っ張られたり、時折動いて「呼吸」したりする作品をつくりだしている。これらは、複雑に構成され混沌とした層の数々” ” 社会、経済、政治、物質” ” をもち合わせた都市環境にて制作され、そこに溶け込み、そこから解きほぐれるのではなく、触り、考えることをうながしている。冒頭のエッセイでモハメド・シャリフが述べているように、彼らの作品群は私たちを安心させるだけでなく、それらの中で社会的にあることで、ある種の作用をも与えてくれる。社会的とはつまり、他人のために金属輪メッシュを引きあげたり、渡り鳥に休息を与えるための農業用網に横たわったりした結果である。

編集方針としてSO–IL作品の、物質的性質を通して探求されてきた係わり合いの感覚への実験に焦点を当てた。そのため、本特殊は「柔らかくて薄っぺらいもの」から「硬くて厚いもの」へのグラデーション、つまり皮膚や膜から表面や質量へ移りかわるようゆるやかに構成されている。読むという行為は身体が中心となっている。(編)

 

エッセイ:
安らかな建築
モハメド・シャリフ

国際ギャラリー 
空気のための空気 
フレーム 
つぶやき 
ビーライン 
呼吸する 
ブループリント 
K11アート・アンド・カルチュラル・センター 
クリーヴランド公共図書館 
ウェズリアン・ギャラリー 
マネッティ・シュレム・ミュージアム 
アデレード・コンテンポラリー 
国際済州 

インタヴュー:
越境──SO–ILとカラムク・クオの対話  
SO–IL(ジン・リュウ、フロリアン・イーデンバーグ)、カラムク・クオ(ジャネット・クオ、ウナル・カラムク)

デュラヴチェヴィッチ──ベン・アリ邸 
シャーメイエフ・ハウス 
ミルブルック邸 
ベルゲン邸 
450ウォーレン 
ラス・アメリカス 
2A 
ジェイ・ストリート 
マイゼンタール・ガラス工芸美術センター 
モージェー・アートスペース 
ブッシュ・ターミナル 
アマント・アートキャンパス

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