ARK JOURNAL VOLUME XII AUTUMN/WINTER 2024/25
¥6,380
Tax included.
ARK JOURNAL VOLUME XIIでは、「家」と「デザイン」をテーマにしている。
快適さ、シェルター、インスピレーションの源である「家」の構造物やオブジェだけでなく、日常生活や社会を形作る雰囲気や帰属意識といった非物質的なものの、「デザイン」とのつながりを考察している。中心的な要素は、意味と真正性を植え付けるためにモダン・デザインに統合される素材、職人技、伝統である。私たちは、創造性と瞑想を育む親密で思慮深い空間を作ることで、デザインが感情や行動にどのような影響を与えるかを探求します。
私たちが訪れた住宅のなかには、デンマークの感性を残したニューヨークのタウンハウスや、アントワープの木立に囲まれたブルータリズムのコンクリート住宅があり、ノワール風の物語を語っている。ベルリンにある2つのアパートメントは、どちらもアートを中心に据えたもので、まったく異なる生活と介入を映し出す。一方、メキシコのサン・ミゲル・デ・アジェンデにある影と光に包まれた家は、素材を通して風景と都市を映し出している。
日本のファッション・ビジョナリー、高橋盾にとって、アトリエ兼自宅は、ランウェイ・コレクション、アート、新しい家具デザインに浸透しているカオスとバランスのコンセプトを培う場所である。
その他、MoMAの建築・デザイン部門の挑発的なシニア・キュレーター、パオラ・アントネッリへのインタビュー、コレクターズ・デザインの未来、ユルヴァ・カールグレンの水彩画、ヴァナキュラー・チェア、ペルニレ・ヴェストによるケース・スタディなど。
ARK JOURNAL / 240 ページ / ソフトカバー / 315 x 236 mm / 2024年