JA 112, Winter 2019 YEARBOOK 2018 建築年鑑
¥2,619
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JA112は建築年鑑です.2018年に『新建築』『新建築住宅特集』誌上で発表された建築とその動向を読み解く特集です.建築を取り巻く社会や環境は年々複雑になり,そのなかで1年を総括することは容易ではありません.しかし変化する状況下における模索や挑戦,そうしてできたかたちを示すことを本誌のねらいとしています.掲載している40余りのプロジェクトを横断的に見通す手がかりとして,その建築によって生み出されるアクティビティが強調されるよう構成しました.都市の再開発からワークプレイス,地域の拠点,仕組みづくりや暮らし方の提案,さらには建築家の関わり方まで,建築が切り拓こうとしている試みを顕在化させることで,枠組みを超えた新たな眼差しが立ち現れればと思います.その導入として,CAtの赤松佳珠子氏・ドットアーキテクツの家成俊勝氏による対談と,石上純也氏へのインタビューを掲載しています.アクティビティの設計と建築家の職能について,そして「自由な建築」の展開について,示唆のある言説をいただきました.
新建築社 / 128ページ / ソフトカバー / 297 x 226 mm / 2019年