Thierry Ardouin | Seed Stories
¥11,000
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ティエリー・アルドゥアンが細心の注意を払って選び、光を当て、額装した種子は、私たち鑑賞者の主観を揺さぶり、一般的なイメージとはかけ離れた、起源との関係を問うシンボルとなる。
1万年以上前の農業の出現から、今日のハイブリッド種子が提起する疑問まで、文化や時代を超えた種子の用途の発見を経て、本書は多様性をめぐる問題を探求する。 家畜化からマーケティングまで、種子は私たちの社会的・文化的慣習の進化を物語っている。 種子の普及、順化、規制は、私たちの社会のグローバル化、生産量の増加、文化を反映している。 世界各地から集められた野生種や栽培種のほとんどは、国立自然史博物館の所蔵品であり、その色彩、質感、輪郭、外観は、私たちの目をとらえ、私たちの知覚に挑戦するものである。
植物学者、民族学者、農学技術者らによるテキストが添えられたティエリー・アルドゥアンのイメージは、私たちの社会の未来と明日を想像する力について考える新たな道を開く。 劣化させることなく消費し、貧困化させることなく生産し、破壊することなく生きるにはどうすればいいのか。
Atelier EXB / 336ページ / ハードカバー / 250 x 190 mm / 9782365113458 / 2022年