JA 115, Autumn 2019 Manabu Chiba 千葉学
¥2,619
Tax included.
『JA115』は建築家・千葉学の特集です。
ここで紹介するプロジェクトは2001年の千葉学建築計画事務所設立から現在までの代表作、進行中のプロジェクトやプロポーザル案も含む24作品です。千葉の仕事は、戸建住宅、集合住宅、商業施設、学校、庁舎など多岐にわたりますが、そのスケールの大小に関わらず、建築が建つ地域やそこで活動する人びとの持つ魅力を丁寧に読み取り、その環境に応じた人と人との関係や集まり方をデザインしています。
本誌では、千葉の建築を3つの手法──「平面図」「スタディ」「写真」に分け、3章の構成としました。千葉が設計時に思考の起点として重視しているという「平面図」、スケッチや模型を中心にアイデアを展開し検討を重ねた軌跡である「スタディ」、そしてその建築が立ち現れた姿を切り取る「写真」。章ごとに読み進んだり、あるいは、作品ごとに頁を行き来しながら、千葉の建築が生み出されるまでの臨場感に触れ、思考の展開を読み解いていただきたいと思います。(編)
新建築社 / 160ページ / ソフトカバー / 297 x 226 mm / 2019年