APARTAMENTO ISSUE #31 Spring/Summer 2023
スペイン発、2008年に創刊した年二回刊行のインテリア雑誌『Apartamento』。第30号の表紙を飾るのは、デンマーク人アーティストであるタル・アール(Tal R)の作品。アールのパートナーでありデンマーク人作家、アーティストのエマ・ローゼンツヴァイク(Emma Rosenzweig)と共に、本誌の編集車であるロビー・ホワイトヘッド(Robbie Whitehead)がインタビューを敢行、掲載した特別な一冊となっている。
毎号異なるデザインで彩られる本誌背表紙の絵柄が、今回は2種類のバリエーションで制作。イタリア人アーティストのルチア・ディ・ルチアーノ(Lucia Di Luciano)とジョヴァンニ・ピッツォ(Giovanni Pizzo)がアートワークを手がける。
今号では、2022年に「ハッセルブラッド国際写真賞(Hasselblad Award)」を受賞したインド人写真家であるダヤニータ・シン(Dayanita Singh)を特集、インド西海岸のゴア州に建つ美しい邸宅を訪れる。モロッコ人映像作家のアブデラ・タイア(Abdellah Taïa)に1日かけてパリで行ったインタビューを収録するほか、ロンドンを拠点とするブランド「キコ・コスタディノフ(Kiko Kostadinov)」のデザイナーである双子のローラ・ファニング(Laura Fanning) とディアナ・ファニング(Deanna Fanning)、アメリカ人ディレクター、ビデオグラファー、とりわけスケートフィルムの先駆者として活躍するウィリアム・ストローベック(William Strobeck)、アメリカ人彫刻家のアレクサンダー・カルダー(Alexander Calder)、セネガル人彫刻家のセーニ・アワー・カマラ(Seyni Awa Camara)に関する記事を掲載。
他にも、ポルトガル人映画監督のペドロ・コスタ(Pedro Costa)、アメリカ人アーティストでありフォトグラファーのポール・ムパギ・セプヤ(Paul Mpagi Sepuya)、アメリカ人デザイナーであり彫刻家のミーシャ・カーン(Misha Kahn)、アーティストであるロバート・バーバー(Robert Barber)、 建築家・プロダクトデザイナーから写真の道へと転向したオランダ人フォトグラファーのバス・プリンセン(Bas Princen)、インド系イギリス人ファッションデザイナーのスプリヤ・レーレ(Supriya Lele)を特集。
また、モロッコ人作家であるアブデラ・タイア(Abdellah Taïa)による短編作品「The Goodbyes」、インドを拠点とする建築家でありデザイナーのクシュヌ・フーフ(Khushnu Hoof)、アーティストのオスカー・ペリー(Oscar Perry)、スペイン人作家のレイラ・ベニテス・ジェームス(Layla Benitez-James)、ジャマイカ人作家のダイアナ・マコーレー(Diana McCaulay)、ベルリンを拠点に活動する作家・美術批評家のエステル・ホイ(Estelle Hoy)、イギリスを拠点に活動する作家のジョン・ダグラス・ミラー(John Douglas Millar)による文章を収録する。
(ディストリビューターのテキストより)
APARTAMENTO / ソフトカバー / 170 x 240 mm / 2023年