Annemarie Schwarzenbach als Fotografin | Aufbruch ohne Ziel
¥4,620
Tax included.
アンネマリー・シュヴァルツェンバッハ(1908–1942)は、現代スイスの文化・文学史において最も輝かしい人物の一人である。作家、フォトジャーナリスト、そして世界旅行家であった彼女は、強い感情的な迫力と政治的な切迫感に満ちたジャーナリズム作品、文学作品、そして写真を後世に残した。
シュヴァルツェンバッハによる両世界大戦間の時代の写真記録は、彼女の卓越した視覚的才能を証明するものであり、今日に至るまで人々に強い印象を与え続けている。入念に構成された彼女の写真は、政治的変革や社会問題に対する鋭い関心を示している。そして、アイデンティティと故郷、個性と共同体、伝統的な性別役割からの脱却、そして自然と文化、伝統と進歩の関係といった、極めて現代的なテーマの対立構造を映し出してきた。
『Aufbruch ohne Ziel』は、これまであまり知られていなかったシュヴァルツェンバッハの写真作品に専ら焦点を当てた初の出版物である。付随するエッセイは、彼女の写真を写真史の中に位置づけ、写真と文学の関係を分析している。知的にも地理的にも、存在の形態としてのシュヴァルツェンバッハの絶え間ない移動は、この多角的な視点に満ちた一冊の中で鮮明に表れている。
Lars Müller / 144ページ / ソフトカバー / 190 × 260 mm / 9783037786512 / 2020年