イベント | Event 「旅と窓」:『WindowScape』塚本由晴 ×『アジア「窓」紀行』 田熊隆樹
※スペースの都合上、席は有限で参加人数を絞っております。止むを得ない事情を除き、当日の無断欠席やキャンセルはご遠慮ください。
新建築書店では、建築家が本を制作するに至った思いや,制作の意図についてお話を伺い, 本という表現の可能性について考えていきます。
2022年、ヨーロッパそしてアジアを旅し出会った「窓」を紹介する図解集『WindowScape』と『アジア「窓」紀行』の2冊が刊行しました。今回のイベントでは、「旅と窓」という共通するキーワードをもつ2つの書籍を軸に、異なる国々へ旅をした著者たちが、その経験から得られた建築への視点を読み解き、語り合っていただきます。
『WindowScape[北欧編]名建築にみる窓のふるまい』(東京工業大学 塚本由晴研究室編、フィルムアート社、2022年)は、スウェーデン、フィンランド、デンマークを旅して訪れた73の近代名建築から114の窓を紹介する書籍です。20世紀初頭、それまで民族誌的連関の中にあった建築が産業社会的連関に取り込まれていく移行期に、両者の衝突や摩擦の中で、民族誌的な質を捨てきれずに工業化との均衡のなかに創造のエネルギーを見出していった北欧の建築家たちの作品を観察しています。
『アジア「窓」紀行: 上海からエルサレムまで』(田熊隆樹著、草思社、2022年)は、アジアじゅうの集落をめぐって横断するなかで、その土地の個性を最も色濃く反映し、地域性と普遍性が同居する窓を観察した情緒あふれる旅行記です。「窓からのぞいたアジアは、たしかにひとつではないが、そんなにバラバラでもない」という著者のことばにもあるように、アジア各地の住まいと人々の暮らしを詳細に記述し、新たな視点で捉えています。
***
登壇者:
塚本由晴(つかもと・よしはる)
建築家。1965年神奈川県生まれ。1987年東京工業大学工学部建築学科卒業、1987~88年パリ·ベルビル建築大学、1994年東京工業大学大学院博士課程修了。1992年貝島桃代とアトリエ·ワン共同設立。2003、2007、2015年ハーバード大学大学院客員教授、2007~08年UCLA客員准教授、2011年The Royal Danish Academy of Fine Arts客員教授、Barcelona Institute of Architecture客員教授、2013年コーネル大学visiting critic、2015年デルフト工科大学客員教授、2017年コロンビア大学客員教授など歴任。2021年ウルフ賞受賞。現在、東京工業大学大学院教授。
田熊隆樹(たぐま・りゅうき)
建築家。1992年東京生まれ。 2017年早稲田大学大学院修士課程卒業。 大学院休学中に中国からイスラエルまで、アジア・ 中東11カ国の集落・民家をめぐって旅する。2017- 2023年まで台湾・宜蘭イーランの田中央工作群(Fieldoffice Architects)にて、公園や美術館、 駐車場やバスターミナルなど大小の公共建築を設計する。 2018年ユニオン造形文化財団在外研修、 2019年文化庁新進芸術家海外研修制度採用。
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【イベント概要:「旅と窓」】
日時:3月4日(月) 19:00~20:30 *当日は月曜日(通常は定休日)ですが、当日に限り18:00より営業しております。
場所:新建築書店|POST Architecture Books
東京都港区南青山2-19-14
主催:新建築書店株式会社、公益財団法人窓研究所
参加費:無料
参加条件:Peatixチケットの事前申し込みをお願いします。
その他:当日は、ささやかではありますが、参加者の皆さまへワインを用意しております。
新建築書店では、建築家が本を制作するに至った思いや,制作の意図についてお話を伺い, 本という表現の可能性について考えていきます。
2022年、ヨーロッパそしてアジアを旅し出会った「窓」を紹介する図解集『WindowScape』と『アジア「窓」紀行』の2冊が刊行しました。今回のイベントでは、「旅と窓」という共通するキーワードをもつ2つの書籍を軸に、異なる国々へ旅をした著者たちが、その経験から得られた建築への視点を読み解き、語り合っていただきます。
『WindowScape[北欧編]名建築にみる窓のふるまい』(東京工業大学 塚本由晴研究室編、フィルムアート社、2022年)は、スウェーデン、フィンランド、デンマークを旅して訪れた73の近代名建築から114の窓を紹介する書籍です。20世紀初頭、それまで民族誌的連関の中にあった建築が産業社会的連関に取り込まれていく移行期に、両者の衝突や摩擦の中で、民族誌的な質を捨てきれずに工業化との均衡のなかに創造のエネルギーを見出していった北欧の建築家たちの作品を観察しています。
『アジア「窓」紀行: 上海からエルサレムまで』(田熊隆樹著、草思社、2022年)は、アジアじゅうの集落をめぐって横断するなかで、その土地の個性を最も色濃く反映し、地域性と普遍性が同居する窓を観察した情緒あふれる旅行記です。「窓からのぞいたアジアは、たしかにひとつではないが、そんなにバラバラでもない」という著者のことばにもあるように、アジア各地の住まいと人々の暮らしを詳細に記述し、新たな視点で捉えています。
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登壇者:
塚本由晴(つかもと・よしはる)
建築家。1965年神奈川県生まれ。1987年東京工業大学工学部建築学科卒業、1987~88年パリ·ベルビル建築大学、1994年東京工業大学大学院博士課程修了。1992年貝島桃代とアトリエ·ワン共同設立。2003、2007、2015年ハーバード大学大学院客員教授、2007~08年UCLA客員准教授、2011年The Royal Danish Academy of Fine Arts客員教授、Barcelona Institute of Architecture客員教授、2013年コーネル大学visiting critic、2015年デルフト工科大学客員教授、2017年コロンビア大学客員教授など歴任。2021年ウルフ賞受賞。現在、東京工業大学大学院教授。
田熊隆樹(たぐま・りゅうき)
建築家。1992年東京生まれ。 2017年早稲田大学大学院修士課程卒業。 大学院休学中に中国からイスラエルまで、アジア・ 中東11カ国の集落・民家をめぐって旅する。2017- 2023年まで台湾・宜蘭イーランの田中央工作群(Fieldoffice Architects)にて、公園や美術館、 駐車場やバスターミナルなど大小の公共建築を設計する。 2018年ユニオン造形文化財団在外研修、 2019年文化庁新進芸術家海外研修制度採用。
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【イベント概要:「旅と窓」】
日時:3月4日(月) 19:00~20:30 *当日は月曜日(通常は定休日)ですが、当日に限り18:00より営業しております。
場所:新建築書店|POST Architecture Books
東京都港区南青山2-19-14
主催:新建築書店株式会社、公益財団法人窓研究所
参加費:無料
参加条件:Peatixチケットの事前申し込みをお願いします。
その他:当日は、ささやかではありますが、参加者の皆さまへワインを用意しております。